生き物紹介‐ナミアメンボ

こんにちは。

ハルです!

今回はアメンボの中でも一番一般的なナミアメンボについて紹介します。

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目次

ナミアメンボとは?

和名:ナミアメンボ

学名:Aquarius paludum

分類:カメムシ目カメムシ亜目アメンボ科

分布:北海道、本州、四国、九州

体長:11.0~16.0㎜

出現期:4~11㎜

生息場所:水上に住んでいて、池や小さな川などの流れの緩やかな場所を好んでいる

食性:昆虫、小動物

ナミアメンボについての基本的な情報として名前の由来も紹介しようと思います。

ナミアメンボの名前の由来を紹介する前にアメンボの名前の由来が気になりますよね。

アメンボの名前の由来を知るためにアメンボを漢字で書いてみると「飴坊」、「飴棒」と書きます。

アメンボの名前の由来は体の裏側の真ん中にある臭腺から飴のような甘い匂いを発し、体が棒のように細いことからアメンボ

ナミアメンボの名前の由来は少し情報があいまいですが並みにいる(よく見られる)アメンボということからナミアメンボだと思われます。

アメンボってどうやって浮いているの?浮く仕組み

アメンボが浮く仕組みは4つあります。

まず1つ目は表面張力です。

表面張力は接する面積をできるだけ小さくしようとする水の性質のこと

haru

表面張力は少し難しい話になってしまうので気になる場合は調べてみて下さいね

2つ目は足先の毛です。

アメンボの足の先にはたくさんの短い毛が生えていてたくさんの空気を含んでいます。アメンボはこのたくさんの短い毛で浮くことが出来ます。

3つ目は足先から出る油です。

アメンボは足先から油を出すことができるのこの油で水をはじくことが出来ます

4つ目は体重が軽いです。

これが1番単純な理由でそもそもアメンボの体重が軽くないと1~3が役に立ちません

浮く仕組み

・表面張力

・足先の毛

・足先から出る油

・体重が軽い

ナミアメンボの捕食の仕組み

アメンボの捕食の仕組みを紹介します。

アメンボは昆虫や小動物などのエサが水面に落ちると波紋ができるのでその波紋を足先にある感覚毛で感知することで獲物を発見していち早く近づくことが出来ます。

獲物に近づいたらまず獲物を前足で捕えて口吻(口)を獲物に刺して体液を吸うのですが、この時に口吻を刺す位置を変えながら体液を吸っていきます。

捕食の仕組み

  1. 昆虫・小動物が水に落ちると波紋ができる
  2. 波紋を足で感知し、獲物に近づく
  3. 前足で獲物を捕らえる
  4. 獲物に口吻を刺して体液を吸う
  5. 口吻を刺す位置を変えながら吸う
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最後に

今回はナミアメンボについて紹介しました。ナミアメンボは私たちが1番目にすることが多い一般的なアメンボなのでこれから見つけることもあると思います。その時は是非この記事で知ったことを周りの方に教えてあげて下さいね。

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