こんにちは。
ハルです!
今回はメタリフェルホソアカクワガタの♂が羽化したので紹介します。今回紹介する個体はメタリフェルホソアカクワガタ 購入~羽化までの記事で紹介した幼虫が成虫になった姿です。
まだこちらの記事を読んでいない方は是非こちらの記事を読んでから戻ってきてくださいね。
こちらの記事で主に紹介していますが6匹幼虫(出品者様の手違いで7匹)を購入して1♀★になってしまったので残り6匹になりました。
前回の記事では♀が全頭羽化するところまで紹介しましたが羽化ズレの関係で♂はこちらの記事で紹介します。
↑ちなみに羽化ズレ??となった方はこちらの記事で紹介しているので是非ご覧ください
1匹目のメタリフェルホソアカクワガタのオスが待望の羽化
まず最初に1匹目の♂が羽化しました。
羽化日は7月下旬の実家に帰る直前。大きさは67㎜でした。
個体情報
羽化日 2022年7月下旬
サイズ 67㎜
累代 CBF2
かなり早期羽化したにしてはそこそこの大きさだったと思います。購入した時の情報に孵化日は2月上旬と書かれていたので約半年での羽化となります。
幼虫の時の最終体重は8gでした。
予想よりも早い羽化だったので先に羽化した♀との羽化ズレもほぼなくペアリング可能でしたが先に羽化した♀と共にヤフオクで販売しました。
動画で見たい方はこちらの動画をご覧ください。
2匹目の♂羽化!まさかのレッドアイ&ホワイトアイのオッドアイ
いよいよ2匹目の♂が羽化しました。
こちらは私が実家に帰っている間(8月中)に羽化した個体なのです。幼虫の時の最終体重は9gです。
実家から戻ってきて掘り出してみると大きさは1匹目の♂とほとんど変わらなかったのですが(測ってないので分かりませんが)注目すべきは目の色です。
なんと片目がピンクに近いレッドアイで片目がホワイトアイなのです。
右目がホワイトアイ、左目がレッドアイです。まさかの両目ともカラーアイのオッドアイという奇跡的な配色の個体が誕生しました。
凄すぎませんか?本当に!最初は羽化したてだからまだ目に色がついていないのかな?と思いましたが体は完全に固まっており動き回ってたのでおそらく本当にレッドアイ&ホワイトアイのオッドアイなのだと思われます。
なんでこんな奇跡的な個体が生まれてきたのか!?
多分二度と見ることがないレベルの奇跡的な個体だと思いますがなんでこんな個体が生まれてきたのか考えてみようと思います。
まずはホワイトアイの方から見てみましょう。
クワガタのホワイトアイというのはいわゆるアルビノ個体です。アルビノというのはメラニンの合成に関わる遺伝情報が欠けているために生まれた時からメラニンが欠乏しており体の色が白色になってしまう遺伝子疾患のことです。
普通アルビノと言うと体の色が白色になるというイメージがあると思いますがクワガタのアルビノは目だけに表れます。
そして今回何度も出てきたレッドアイの方はいわゆる突然変異によるものです。
なので今回のこの個体は突然変異で両目ともレッドアイになったがアルビノが片目に起こり、片目だけ色素が抜け、ホワイトアイになったのではないかと考えました。
それかアルビノ個体に片目だけ突然変異が起こり、レッドアイが混ざったかのどちらかだと思います。
考察1
突然変異が起こり両目ともレッドアイ→片目だけ色素が抜けた→オッドアイ
考察2
両目ともアルビノ→片目だけ突然変異→オッドアイ
たとえカラーアイでも普通の目のクワガタと飼育方法は変わりませんがやはり少し体が普通の個体より弱いのか掘り出してから1週間程度で★になってしまいました。
ちゃんとした原因も分からず突然★になってしまったのでかなりショックです。
皆さんはこんな悲しいことにならないようにこの記事を読んでしっかり対策して下さい。
最後に
今回はメタリフェルホソアカクワガタの♂が2匹羽化したので紹介しました。1匹目の♂は早期羽化の割にはそこそこの大きさで2匹目の♂はまさかのレッドアイ&ホワイトアイのオッドアイでした。
こんな奇跡的な個体はおそらくこれから先二度と現れないと思います。それほどに奇跡的な個体だと思いますが★になってしまったのは残念でした。
もしこの記事を読んだ皆さんの飼育下でも奇跡の個体が生まれてきたら是非教えて下さいね。
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