こんにちは。
ハルです!
今回はメタリフェルホソアカクワガタの産卵セットを9セット割り出ししたのでその様子や9セット組んでみて爆産する時としない時の違いが結果から見えてきたので紹介したいと思います。
メタリフェルにたくさん卵を産ませたい方や同じホソアカクワガタの産卵セットを組む予定の方は是非参考にして下さい。
産卵セットを9セット組んだ時に産卵セットの組み方を紹介しているのでこの記事と合わせて読むとさらに爆産に成功する可能性が上がると思います。
4時間かけて組んだ産卵セットを割り出した結果
爆産したケースとしなかったケースの違いを紹介する前に割り出しの結果から紹介します。
私の中でクワガタ飼育で最も楽しい作業の1つが割り出しです。
たくさん産んでほしいと願って組んだ産卵セットを1ヶ月後に割り出す時のドキドキ感は何回やっても楽しいので是非メタリフェルを飼育して楽しんでみて下さい。
まず最初の1ケース目はⅮラインで幼虫と卵を合わせて45匹取ることが出来ました!
1ケース目はケースの側面から幼虫がうじゃうじゃ見えているケースを割り出したので最初の1ケース目から幼虫がたくさん取れました。
たくさん取れすぎてこの1ケース目を割り出すのに1時間以上かかりました(笑)
そして2ケース目はAラインで側面から幼虫が見えていなかったので幼虫はいないと思って割り出ししたのですが卵が2つ出てきました。
この2ケースは♀が割り出しの時に生きていたのを確認したのですが2匹とも1週間以内に★になってしまいました。
3、4ケース目は残念ながら幼虫は1匹も取れず、♀も2匹とも★になっていました。
3ケース目はCラインで、4ケース目はBラインです。
5ケース目はCラインでこちらもケースの側面から幼虫が見えていなかったので取れないかなと思ったら卵が6個も出てきました!
6ケース目はDラインで側面から幼虫が見えているケースを割り出しました。
45匹取れた1ケース目よりは側面から見える幼虫が少なかったので1ケース目よりは取れないだろうと予想して割り出しした結果…
28匹でした。やっぱり1ケース目よりは少なかったです。
それでも1ケース目より大きい丈夫な幼虫達が取れたので個人的には満足でした。
7ケース目はEラインで卵を3個取ることが出来ました。
8ケース目はAラインで卵を1個取ることが出来ました。
9ケース目はBラインで側面から見ると幼虫が3匹くらい見えているケースでした。
1ケース目は10匹以上、2ケース目は6匹くらい側面から見えていたのでその2ケースよりは少ないし、食痕がほとんど確認出来なかったので多くても6匹くらいしか取れないと思って割り出しをした結果…
15匹も幼虫を取ることができました。でも♀と幼虫が2匹★になっていたこと、土の状態があまり良く、さらに病気の疑いのある幼虫が2匹いました。
さて気になるのは合計何匹取ることができたのかということです。
YouTubeの動画内で目標は9ケース×10匹の合計90匹!と宣言したので90匹を超えているのか?結果は!
45+2+0+0+6+28+3+1+15=100匹取ることが出来ました
予想を10匹超えてまさかの大台の3桁に乗るという結果になってかなり嬉しかったです。
割り出しをした個体に関してはヤフオクでハルという名前で出品中です。
私のショップでも販売していますので是非私と一緒にメタリフェルを飼育してみましょう。
9セット組んでみて見えてきた爆産と0の違い
9セットも組んでみると45匹取れたケースから1匹も取れなかったケースまで大きく結果が分かれました。
割り出しながらその違いを比べて私なりにまとめたのでこれを見て是非メタリフェルの産卵セットを組む時に気をつけてみて下さい。
この記事で1番読む価値のある部分だと思います!
マットの再発酵
爆産したケースと産まなかったケースの1番の違いはマットの匂いと色でした。
爆産したケースのマットは匂いもなく色は少し濃いめの茶色でした。
しかし、産まなかったケースのマットは明らかに黄色に近い茶色をしていて匂いも変な匂いがしました。
産まなかったマットは再発酵してしまっていると考えられます。再発酵が起こってしまうとマットが熱を持ってしまったり、ガスが発生してしまいます。そうなってしまうと♀は卵を産まなくなってしまいます。
マットが再発酵を起こしたケースからは卵が1つも出てこないか卵が何個か見つかるかの2択でした。
9ケース目に割り出したケースだけは例外でしたが…
再発酵を起こすと♀は卵を産まなくなるが、再発酵が終わると♀は卵を産み始めると予想できます。
メタリフェルは寿命が短いので卵が無かったケースは再発酵が終わる前に♀が★になってしまったのではないかと思います。
例外的に再発酵したマットで幼虫が15匹取れた9ケース目のケースは再発酵する前に♀が卵を産み始め、再発酵が起こったので産卵を中断した、もしくは再発酵が起こってしまい、幼虫が大量に★になったから中途半端に15匹取れただけだったんだと思いました。
だから9ケース目は幼虫が★になった数や病気の疑いのある幼虫が多かったということになります。
メタリフェルの産卵セットを組む際や幼虫を飼育する際にはいかに再発酵を防ぐかということが重要
再発酵はガス抜きで未然に防ぐことができますよ~
最後に
今回はメタリフェルの産卵セットを9セット割り出しました。数時間に及んだなかなか過酷な作業でしたが大量の卵と幼虫を取ることができてとても楽しい作業でした。
結果は幼虫、卵合わせて100匹取ることができました。目標の90匹を達成することができてさらにメタリフェルが爆産する時としない時の違いも自分なりに学ぶことができて皆さんに共有することができたので個人的には満足です。
私もまだまだ初心者なので間違っているところなどがあったら是非コメントお願いします。みんなで一緒にクワカブ飼育を楽しみましょう。
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