クワガタ・カブトムシ飼育におすすめのワインセラー8選!選び方も解説!

こんにちは。

ハルです!

今回はクワガタ・カブトムシ飼育におすすめのワインセラーとその選び方を解説しました。

クワガタ・カブトムシを飼育する際に最も重要なのは温度管理です。

特に低温種と呼ばれる低温管理が必須となる種類を飼育する時に自分の部屋を年中19℃に保つことなどは不可能なのでそのような種類を飼育する時に必ずと言っていいほどワインセラーが必要になります。

無理して自分の部屋のエアコンを使ってクワガタ・カブトムシのために温度を調節すると自分が風邪を引いたり病気になったりしてしまうので絶対にやめましょう。

この記事で解決できる悩み

・おすすめのワインセラーが知りたい!

・ワインセラーってどうやって選べばいいの?

・ワインセラーを選ぶときのポイントを知りたい!

目次

ワインセラーが必要になる低温種と呼ばれる存在

クワガタやカブトムシの中には元々寒い地域に住んでいる種類もいてそれらは飼育下でも低温を好むので低温種と呼ばれています。

低温種を飼育する際にはワインセラーが必要となります。

低温種の例
  • ミヤマクワガタ
  • ネパールコクワガタやアローコクワガタなどの外国産コクワガタ
  • シカクワガタ
  • レニノコギリなどの外国産ノコギリクワガタの一部
  • サタンオオカブトなどの一部のカブトムシ

低温種以外にも…

クワガタ・カブトムシの幼虫は低温でじっくり飼育した方が同じ場所に留まってエサを食べてくれるので動き回る分のエネルギー消費を抑えることができ、成虫になった時に大きな個体が生まれてきやすくなります

クワガタ・カブトムシ用にワインセラーを選ぶ時の注意点

普通にワインを入れる目的でワインセラーを選ぶ時とクワガタ用にワインセラーを選ぶ時では当然選び方が変わってくるのでクワガタ・カブトムシ用にワインセラーを選ぶ際の注意点を紹介します。

ワインセラーで設定できる温度の幅

クワガタ・カブトムシ飼育で設定する温度は16℃~25℃くらいです。

ワインセラーは低温種や幼虫を低温で管理することが目的なので16℃~23℃くらいの温度が設定できれば十分です。

haru

低温種でないクワガタはワインセラーから出して常温管理すれば問題ないですからね

でも一般的にワインは13℃~15℃くらいで保管する物なのでワインセラーもそれくらいの温度設定をするために作られています。

設定できる温度はワインセラーによっても違います

下は何度設定でも良いですが上は22℃や23℃までの温度設定ができるものが理想です。

設定できる温度をチェックする
  • 22℃~23℃まで温度調節ができるものが理想
haru

ちなみにワインセラーは密閉されるから酸欠にならないか心配になる方もいるかもしれませんが今のところワインセラーの中で酸欠になった個体はいません

ワインセラーを設置する場所

ワインセラーを購入する前に設置場所を決めると思います。

ワインセラーは外気温の影響を大きく受けてしまうのでその場所の外気温にも注意しましょう

ワインセラーは外気温の影響を大きく受けてしまいます

ワインセラーには冷却機能がありますが加温機能は無い場合が多いです。

なので寒い地域でクワガタ・カブトムシを飼育する方は加温機能付きのワインセラーを選ぶといいかもしれません。

逆に暖かい地域では普通のワインセラーで大丈夫です。

普通のワインセラーでも例えば冬場暖房をつけて外気温を高くしておく、ワインセラーの中に爬虫類用のパネルヒーターを入れるなどの対策をすることが出来ます。

ワインセラーを設置する場所の外気温をチェック

ワインセラーには冷却機能はあるが加温機能は無い場合が多い(加温機能が付いているものもある)

冬・寒い地域

・加温機能の付いているワインセラーを選ぶ(コンプレッサー式)

・爬虫類用のパネルヒーターを入れる

・暖房で部屋を暖かくしておく

夏・暖かい地域

・冷却機能の高いワインセラーを選ぶ(ワインセラーは基本的に冷却機能が高いのでそれほど気にする必要なし)

・冷房で部屋を涼しくしておく

ワインセラーの容量

クワガタ・カブトムシを入れるためには容量も見ておく必要があります。

ワインセラーが小さすぎるとクワガタ・カブトムシを入れることができないので注意しましょう。

私は容量が60ℓのワインセラーを使っていますが大体クリアスライダーラージサイズが5個と小さいケースが少し入る程度の大きさです。

飼育するクワガタ・カブトムシが入る大きさのワインセラーを選びましょう

飼育数を増やす予定の方はなるべく大きいものを買っておくと良いです

haru

私はこのワインセラーを使っています

どちらを選ぶべき?「ペルチェ式」・「コンプレッサー式」

ワインセラーを調べると「ペルチェ式」・「コンプレッサー式」という専門用語が出てくると思います

ワインセラーを購入する際にこの「ペルチェ式」・「コンプレッサー式」について知っておく必要があるので解説します。

「ペルチェ式」と「コンプレッサー式」というのはワインセラーの冷却方法のこと

この2種類の冷却方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますが基本的にはコンプレッサー式が優れています

では見ていきましょう。

「ペルチェ式」・「コンプレッサー式」の違い

スクロールできます
ペルチェ式コンプレッサー式
価格
電気代
冷却機能
駆動音静かうるさい
寿命
ペルチェ式ワインセラーのメリットペルチェ式ワインセラーのデメリット
メリット
・製品価格が安い
・運転中は静かで振動する心配もない
デメリット
・電気代が高くなる
・冷却機能が低い
・冷却機能が低く休む間もなく稼働するので機械自体の寿命が短い(壊れやすい)
haru

ちなみに私はペルチェ式ワインセラーを使っていますが冷却機能が低いと感じたことは特にありません

ペルチェ式・コンプレッサー式電気代はどれくらいかかる?

具体的な電気代はどれくらいかかるのか気になると思うので見てみましょう。

電気代の細かい計算はややこしく製品によっても異なるのでここでは大体年間どのくらいなのかで紹介します。

ペルチェ式収納本数18~20本(60ℓ)

年間15000円程度

コンプレッサー式収納本数18~20本(60ℓ)

年間5000円程度

haru

あくまで目安!製品や容量、設置環境によってもかなり変わるので正確な数字が知りたい方は調べて計算してみて下さい

冬場にワインセラー内に爬虫類用のパネルヒーターを入れて温度管理する場合はパネルヒーターの電気代の方が高くなります

結論:ペルチェ式?コンプレッサー式?

ペルチェ式は値段が安いですがその分電気代が高く、壊れやすいので最終的にはコンプレッサー式の方が安くなります。

そのためおすすめのワインセラーはコンプレッサー式ワインセラーです。

おすすめのワインセラーはコンプレッサー式

【厳選】クワガタ・カブトムシ飼育におすすめのワインセラー8選!!

ここからはクワガタ・カブトムシ飼育におすすめのワインセラーを紹介します。

ペルチェ式ワインセラーのおすすめ

まずは私が今使っているワインセラーです。

温度設定が4℃~22℃なので温度設定がクワガタ・カブトムシ飼育にとてもよく、容量は60ℓで縦長のスマートなフォルムなので邪魔になりにくいです。

容量60ℓはクリアスライダーラージが5ケースと小さいケースが何個か入る程度の大きさなので大型のクワガタの幼虫を飼育する方や低温種の産卵セットを大量に組む方には小さいと思います。

なのでこれから低温種を飼育し始める方の一番最初のワインセラーには向いていると思います。ペルチェ式なので真横で寝てますが音も全然気になりません。

次はPlusQと呼ばれるブランドのものを2種類容量別に紹介します。

まずは容量22ℓのワインセラーです。小型ですが温度はしっかり22℃まで管理できるので是非お試しでワインセラー1台目を購入する方やあまり数を飼わない方にオススメです。

こちらも同じPlusQです。容量は60ℓで私が今使っているワインセラーと同じです。

このワインセラーの特徴は何と上の段と下の段で温度を変えることが出来る!

つまり1つのワインセラーで2つの温度を作り出すことが出来るので小さいワインセラーで2種類の温度帯のクワガタを飼いたい場合はかなりオススメです。

コンプレッサー式ワインセラーのオススメ

ここからはコンプレッサー式ワインセラーでPlusQというブランドのものを4つ容量別に紹介します。

この記事を書く時に皆さんにクワガタ用のワインセラーで最適な物を紹介するために色々調べましたがこのPlusQというブランドはかなりいいと思いました。

haru

私が今使っているルフィエールもオススメです

こちらは56ℓのコンプレッサー式ワインセラーです。温度は20℃まで管理と少し先ほどまでのペルチェ式に比べると温度設定の幅が狭いです。

こちらは容量76ℓで温度設定は20℃までです。

こちらは容量93ℓで温度設定は20℃までです。

こちらは容量176ℓで温度設定は20℃までです。

こちらの温度設定は5℃~22℃とクワガタ・カブト飼育に最適な温度を保つことができて今回の記事で絶対的にオススメと紹介したコンプレッサー式となっています。そして容量も240ℓとかなり大型なワインセラーですがクワガタ・カブトを飼育していると楽しくなって気が付けばどんどん数が増えていくのでこれからクワガタ・カブトをたくさん飼いたい方や新しいワインセラーに買い替えようとしている方にオススメです。

壊れたワインセラーの処分方法

ワインセラーを廃棄処分する際に粗大ごみとして廃棄することはできず、廃棄処分費と運賃で1万程度かかることもあります。

ワインセラーは「家電リサイクル法」に基づいた使用者による適切な処分義務があるので廃棄処分費が高くても必ず以下のいずれかの方法で適切に処分するようにしましょう。

ワインセラーの処分方法
  • 各自治体ごとのルールに従って指定された場所に持ち込む
  • 不用品回収業者に回収を依頼する
  • 購入した家電量販店で引き取ってもらう
  • リサイクルショップで売る
  • メルカリなどのECサイトで販売する

最後に

今回はクワガタ飼育にオススメのワインセラーを紹介しました。クワガタ飼育にのめり込んでき始めると欲しくなってくるワインセラー。

それほど安い買い物でもないので慎重に選びたいと思い、私の使用してみた感想も交えつつ解説しました。

是非ワインセラーを購入して私と一緒に低温種の飼育を楽しみましょう。低温種はどれもクセがあって楽しいですよ!

文字よりも動画で見たい方はこちらの動画をご覧ください。

まだチャンネル登録していない方はチャンネル登録・高評価よろしくお願いします。

山ちゃんが自作冷温室を作る方法も解説してくれたので是非そちらもご覧下さい。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次