こんにちは。
ハルです!
今回は12月の終わりに組んだパプアキンイロクワガタの産卵セットの割り出しをしたので結果発表とそこから分かったパプアキンイロクワガタに高確率で卵を産ませる産卵セットの組み方を改めて解説します。
前回の産卵セットを組む際の記事をまだ読んでいない方は是非そちらからご覧ください。
パプアキンイロクワガタの産卵セットを割り出しした結果
今回割り出ししたパプアキンイロクワガタはクリスマスにYouTubeの相方の山ちゃんからもらったクワガタです。
手違いがあって大量のパプキンをもらったので12月に産卵セットを5セット組んでいました。
(詳しくはYouTubeでクワカブ大学生のチャンネルをご覧下さい)
その5セットを管理しやすいように動画内で割り出しをした時に順番にA〜Eラインまでライン名を付けて管理しました。
まずAラインは幼虫が外から見えているケースで今回1番水分少な目にしたケースでした。
結果は19匹とかなり幼虫と卵を取ることが出来ました。
次にBラインは5匹、Cライン9匹、Dラインも9匹、最後のEラインは7匹という結果になりました。
なので合計は19+5+9+9+7=49匹でした。
さらに取り残しが10匹ちょい見つかったので大体60匹取れたことになります。
2月17日の時点で卵が10個くらいダメになってました。
※産卵セットは12月下旬、割り出しは2月4、5日です。
全てのケースから卵が取れた実績ある産卵セット!その組み方を解説!
前回の「パプアキンイロクワガタの産卵セットの組み方を解説」の記事でも解説していますが100%の確率で卵が取れた実績を持ってもう一度改めて産卵セットの組み方を解説します。
パプアキンイロクワガタの産卵セットを組む際に絶対に押さえておくべきポイントはこの4つです。
パプアキンイロクワガタの産卵セットを組む際に絶対に押さえておくべきポイント
- 発酵の浅い微粒子マットを使用する
- マットのガス抜き
- マットの水分少なめ
- マットをできる限り固く詰める
・飼育ケース
↑パプアキンイロクワガタは体が小さいので今回は小さいケースで大丈夫です。
・プロゼリー
・ゼリースプリッター
↑これはあれば便利なアイテムです。
ゼリーを半分にカットすることができるのでハサミの大きな♂も最後までゼリーを食べることができます。
さらに半分にカットして♂と♀に食べきれる分量をあげることができるのでケースが汚れにくく、コスパもいいのでオススメです。
・産卵1番
↑パプアキンイロクワガタは発酵の浅い微粒子マットを好むので産卵1番が最適です。
・止まり木
木を入れると虫が発生してしまうので私はいつもこれをハサミで4等分して入れています。(羽化して間もない個体には傷が付くので入れません。)
・水
・交尾を終えたパプアキンイロクワガタのペア
ガス抜きはマットを袋から出して大きいケースに広げて1日放置してガスを抜くだけです。
↑ガス抜き未経験の方は今の説明じゃ足りないと思うのでこちらの記事をご覧ください。
ここで注意するべきことはパプアキンイロクワガタのメスは水分少なめのマットを好んで産卵するので加水は他のクワガタに比べてほどほどにしておくことです。
目安としては普通のクワガタの産卵セットの場合はマットを手で握った時に形ができるくらいですが、パプアキンイロクワガタの場合は軽く握った時に形ができるくらいです。
これに関しては動画の方が分かりやすいのでこちらの動画をご覧下さい。
この時にこれでもか!ってくらいに全体重をかけてマットを固く詰めて下さい。
もちろんケースが壊れないように力加減は考えながらね!
ケースの8割くらいまでマットを固く詰めたら最後に目安1割くらいふんわりと柔らかいマットの層を作ってあげて止まり木、ゼリー、成虫を入れて完成です。
合計するとケースの9割は土が占めてることになりますね。
これで産卵セットは完成です。
あとは2ヶ月くらいそのまま祈りながらゼリーを交換しつつ放置して下さい。
今回私は産卵セットを組んでから1ヶ月で割り出ししましたがほとんど卵だったので2ヶ月待った方がいいと思います。
特にパプアキンイロクワガタの卵は小さすぎて扱いにくいので2ヶ月放置をオススメします。
最後に
今回はパプアキンイロクワガタの産卵セットの割り出しをしました。
パプアキンイロクワガタの飼育は今回が初めてで分からないことも多かったのですが山ちゃんからもらったので失敗するわけにはいかずしっかり準備して産卵セットを組んだ結果、全ケース成功することができて安心しました。
パプアキンイロクワガタの幼虫飼育ももちろん初めてなので詳しい方は是非コメントで教えて下さい。
今回取れたパプアキンイロクワガタの飼育記もアップしたので是非続きも読んでください。
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