こんにちは。
ハルです!
今回はヤフオクでニジイロクワガタの本家ピカール血統の幼虫を購入したので紹介します。
購入した個体紹介
ニジイロクワガタのピカール血統の本家本元はRTN様です。
今回はそのRTN様で購入し累代した方からグリーン系ピカールを購入しました。
2021年8月30日 グリーン系ピカールの初令幼虫を5匹購入。
2021年9月12日 同じくグリーン系ピカールの幼虫を5匹購入。
9月に購入した幼虫はCBF1で8月中旬孵化のもので、種親は♂48㎜、♀33㎜でした。8月30日に購入した幼虫は8月31日に菌糸ビンに移し替えました。
9月12日に購入した幼虫もその日に菌糸ビンに移し替えました。
菌糸ビンはフォーテック様のG-POT900ccを使っています。
2022年1月かなり暴れている個体が多くてマットに移し替えた方がいいのかこのまま羽化までもっていった方がいいのか迷ってます。
ニジイロクワガタはこのように3令幼虫になると「暴れ」と呼ばれる行動をとる個体が多いです。
暴れているか暴れていないかを見分ける方法
↑暴れている時の菌糸ビンです。
↑これは暴れていない時の菌糸ビンです。
上の菌糸ビンは幼虫が通ったところが薄い茶色で、その茶色の中にところどころ菌糸の白い部分が混ざっていて食べずにかき混ぜられたようになっています。
下の菌糸ビンは全体的に濃い茶色で、幼虫が通った部分に菌糸の欠片が残ることはなく、幼虫の糞が混ざっているので少し粘り気のある土になっています。
ニジイロクワガタに多い「暴れ」についての対処法はこちらの記事で紹介しています。
蛹になるための準備
幼虫を購入してから8ヵ月程経つと幼虫が蛹になるための部屋である蛹室を作り始めました。
このように自分の周りを糞で塗り固めて部屋を作ります。
♀の方が体が小さいので先に蛹になり始めます。
小さい♂だと♀と同じくらいの時期に蛹になります。
温度にもよりますが蛹は蛹になってから大体1ヵ月くらいで成虫になります。
この写真は底に部屋を作ってしまった幼虫を人工蛹室に移し替えたものです。
ニジイロクワガタを成虫にするためには
・羽化してから最低三ヵ月以上は経っていて十分成熟している個体を使用する(たくさん卵を取りたい場合は5~6ヵ月経ってる個体を使用するとたくさん卵が取れる可能性が高くなる)
・ペアリングは数日間♂と♀を同じケースに入れる同居ペアリングが良い
・同居ペアリングが終わった後は一週間程♂と♀を別々のケースに移し、♀に高たんぱくゼリーを与えて産卵の体力をつけさせる。←こうすることで無精卵が少なくなる
・産卵セットを組む時に使うマットは微粒子マットが良い(微粒子マットがない場合は普通のクワガタ用のマットをふるいにかけたマットでも産卵します)
・産卵セットのマットはなるべく固詰めした方がたくさん産卵する
・温度は22℃~25℃に設定するとよい
・幼虫はマットでもヒラタケ系やカワラ系の菌糸ビンでも育つ。(オススメは成長が良く、管理が楽なヒラタケ系の菌糸ビンです
羽化した個体はこちらの記事で紹介しています。(この記事の続きです。)
最後に
今回はニジイロクワガタの本家グリーンピカールの幼虫を購入して飼育する様子を紹介しました。
とても綺麗な血統なので是非一緒に飼育ましょう。
ニジイロクワガタ飼育方法に関してはこちらの記事で紹介しています。
羽化した個体は販売しているので是非ご購入してみて下さい。※売り切れの場合もございます。
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