こんにちは。
ハルです！
今回はネオンテトラが突然死する原因と対処法を解説します。
ネオンテトラに限らず生き物を飼育するうえでペットが死亡することほど悲しいことはありません…
その死因を予め知っておき、対策をすることで悲しい突然死を未然に防ぎ、寿命を全うしてもらいましょう！
- これからネオンテトラを買うつもりの方
- ネオンテトラを現在飼育している方
- ネオンテトラが弱っていて不安な方
どうして★になるの？突然死の原因は？それぞれの原因の対処法も！
突然死を防ぐためにはまず原因を知る必要があります。
ではどうしてネオンテトラの突然死は起こるのか原因を見ていきましょう。
餓死
まず最初に紹介するネオンテトラの死因は「餓死」です。
ネオンテトラは小型の熱帯魚なので口が小さく与えるエサも当然粒の小さい物を与える必要があります。
私はADAのこのエサを与えています。
・小型魚用の高品質な餌を選ぶ
・エサやりは1日に1～2回数分で食べ残し無く食べきれる量を与える
エサの大きさが口に合っていたとしても例えば大型の熱帯魚と一緒に飼育している場合や水槽の下の方を泳いでいるせいでエサを与えても他の魚に取られているなどネオンテトラがエサを食べることができていない場合などは混泳させる熱帯魚を変える、沈下性のエサに変えるなど工夫が必要です。
他にも水温が低い、水質が悪い、水槽のサイズに対して過密飼育になっているなどこの辺りは後程も出てきますがネオンテトラに対してストレスがかかると食欲が落ちてしまう可能性もあるので注意して下さい。
ストレスがかかるとネオンテトラの食欲が減少する可能性もある
器具の間に挟まって死ぬ
こちらの記事で紹介していますが過去に1匹ネオンテトラが器具の間に挟まって死んでしまっていたことがあります。
この器具に挟まってしまっていました。
特に水槽に導入した直後、水換えの直後や水槽をのぞき込んだりした時にパニックを起こしてびっくりするような速度で泳ぎ回ることもあるのでそんな時や普段泳いでいる時に隙間があれば挟まって死んでしまうこともあるので十分注意して下さい。
- 器具の間に挟まって死ぬことがある（器具の隙間で死んでいた場合はこの死因の可能性があります）
- 器具の配置を考える必要がある
水質変化・悪化によるストレス
水換えのやりすぎ、やらなさすぎなどによって急激に水質が変化し、ストレスを感じることで死んでしまう可能性があります。
もちろん水換えは大切ですがやりすぎると水温・PHなどが何度も急激に変化することになりストレスによって病気になってしまいます。
haru病気の詳細は後程解説しています
もちろん水換えをしなさすぎても水質悪化で病気が発生してしまいます。
水温:ネオンテトラにとって最適な水温は23～28℃
水質:pH6.0～7.0程度の弱酸性から中性までを維持することが理想的
このブログで1番アップしているクワガタも急激な環境変化には弱いので生き物はやはり環境の変化には注意する必要があります。
- 急激な水質変化によるストレスに注意
- 水換えが多かったなど水質変化に心当たりがある場合で魚の体に異変がない状態で死んでいたらこの死因の可能性があります
- 水換えの頻度が多すぎると突然死や病気を引き起こす可能性がある
水流が強すぎる
ネオンテトラは強い水流が苦手なので飼育の際は水流を弱くすることをオススメします。
もちろん水質悪化を防ぐためにある程度の水流は必要ですが強すぎるとネオンテトラのストレスの原因になってしまうので対策をする必要があります。
例えば私はエーハイムの水流が強すぎたのでこちらのフローパイプを付けています。
- 水流が強すぎるとネオンテトラにストレスがかかる
- フローパイプを付けるなどの工夫で水流の調節が必要
白点病
去年私が育てていた金魚も罹ってしまった白点病という病気です。
ウオノカイセンチュウ（白点虫）という寄生虫が体に寄生することで魚の体表に白い点のようなものが現れ栄養を奪われていき、死んでしまいます。
水温が25℃以下になってしまうと罹りやすいのでヒーターを使って25℃以下にならないように水温を調節しましょう。
治療方法は先ほどの金魚の記事をご覧ください。
- 白点病によって死ぬことがある（体の表面に白い部分ができる）
- 水温が25℃以下になると罹りやすいのでヒーターを使って水温を安定させる
- 感染してしまったら薬を使うことで治すことが可能
尾ぐされ病
尾ぐされ病は、「カラムナリス菌」によって引き起こされる病気で、ひれが白く濁り、ボロボロになってしまう症状が特徴の熱帯魚の代表的な病気です。
この病気は、魚の免疫力が低下した時に発症しやすく、特に水質の悪化が大きな原因となります。
日ごろからの掃除や世話によってある程度防ぐことが可能な病気なので注意して下さい。
haru尾ぐされ病代表的な病気なので尾ぐされ病でまた1記事まとめようと思います
- ヒレがボロボロになって死んでいたら尾ぐされ病の可能性が高い
- 日ごろの水換えによって未然に防ぐことが可能
水カビ病
ネオンテトラはエサの食べ残しやろ過不足によって起こる水カビ病にも注意が必要です。
白点病に似ていますがネオンテトラの体の表面に白い綿のようなものが付き、それが次第にエラまで広がって呼吸困難で死んでしまいます。
主な原因はエサの食べ残し、ろ過不足なので水換えの頻度をあげて場合によっては薬を使って治療しましょう。
- 水カビ病によって呼吸困難になり死ぬことがある（体の表面に白い綿のようなものがくっつく）
- エサの食べ残しやろ過不足によって起こるので水替えの頻度をあげ、場合によっては薬を使って治療する
ネオンテトラの水カビ病についてはこちらで詳しく解説しています。
ネオン病
ネオン病はネオンテトラやカージナルテトラに特有の病気で、尾ぐされ病と同じくカラムナリス菌によって引き起こされます。
この病気は体の一部が白く変色し、泳ぎが不安定になるなどの症状を引き起こします。感染力が強く、治療が難しいため、水槽内での感染拡大を防ぐためには迅速な対応が必要です。
- 体の一部が白く変色、泳ぎが不安定などの症状があればネオン病の可能性が高い
- ネオン病は感染力が高いうえに治療も難しく致死率も高いので水質を安定させて日々ネオン病に罹っている個体がいないか観察する
薬を使った治療が逆効果になる
先ほどまで紹介していた病気の治療のために薬を使って治療した時に死んでしまうパターンです。
haru水質の急激な変化で突然死してしまうのと同じです
薬を使ったことによる水質変化で死んでしまっては元も子もないので正しく慎重に治療するようにしましょう。
- 治療の薬浴の急激な水質変化で死んでしまうことがある
- 薬を使った直後に死んだ場合は病気で死んだか薬による水質変化で死んだ可能性が高い
- 正しく薬を使用する
寿命
最後は寿命で死んでしまったパターンです。
ペットショップから家に迎え入れた時点で既に寿命間際だった可能性もあります。
ネオンテトラの寿命は約1～3年程度です。
飼育環境が整っていると5～10年ほど生きることもあるそうなので皆さんも今回解説した死因を頭に入れて環境を適切に整えましょう。
- ネオンテトラの寿命は約3～4年程度
- 飼育環境が整っていれば5年ほど生きることもある
最後に
今回はネオンテトラの突然死について解説しました。
飼育は比較的簡単で丈夫な熱帯魚なので是非この記事を参考にして飼育環境を整えて長生きさせてあげて下さい。
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