こんにちは。
ハルです!
今回は初心に戻ってクワガタ・カブトムシの飼育用品ついて解説したいと思います。内容的には初心者向けになります。
クワガタ・カブトを飼育するといえば成虫飼育を思い浮かべる方が多いと思いますし、偶々森や街灯、家の近くなどに飛んでくる成虫を飼育する機会もあると思うので初心者様が飼育するのはほとんどの場合は成虫だと思います。
クワガタ・カブトムシを飼育するための準備物
この記事では一番初心者に飼育されやすい成虫を紹介したいと思います。
クワガタを繁殖させる場合はまた違う対応をしないといけません。
クワガタをブリードしたい方はこの記事を見た後こちらの記事をご覧下さい。
この記事は最後にもう一度リンクを貼っておきます。
では成虫の飼育を紹介しましょう。成虫の飼育方法はとても簡単です。
まずは用意する物の紹介をします。
用意する物
・飼育ケース
・昆虫マット
・昆虫ゼリー
・止まり木
・霧吹き(無くても飼育出来なくはない)
飼育ケース
飼育ケースはしっかり飼育したい方は私と同じクリアスライダー、もしくはコバエシャッターなどがオススメです。
このどちらかで飼育する場合は霧吹きが無くても簡単に飼育できます。
この2つのケースは安定して保湿できる代わりに室温が高くなりすぎると中が蒸れてクワガタが死んでしまうので温度には気を付けましょう
簡単に安く飼育したい方は百均などで売られている飼育ケースを使いましょう。
クワガタを飼育する場合はなるべく広いケースで飼育してあげた方がいいと感じる方も多いと思いますがクワガタはある程度狭いケースでも全然平気なので小さいケースで大丈夫です。
昆虫マット
昆虫マットはよくホームセンターなどで売られているものを使ってもいいのですがこのような腐葉土を使っているとコバエが沸いてしまうのでハスクチップや私の使っている昆虫ペレットを使うことをオススメします。
コバエは腐葉土などの土や生ごみから発生します。昆虫(針葉樹)ペレットは虫の発生を抑えることができます。
コバエが沸いてしまうと自分も嫌な気持ちになるし、親などの周りの人にも迷惑をかけてしまって最悪クワガタを家で飼うことを禁止されてしまうので注意しましょう。
昆虫ペレットを使い始めてからはコバエが激減しました!しかし、定期的に交換しないとダニが沸いてしまうので注意しましょう
クリアスライダーやコバエシャッターを使っている場合はコバエの侵入を防げますが、百均のケースを使っている場合はコバエが侵入してしまうので蓋の間に新聞紙を挟んでみるといいでしょう。
昆虫ゼリー
クワガタはスイカやモモなどの果物でも飼うことができます。しかし、果物は腐ってしまう上に水分が多いのでクワガタのおしっこの量が増えてケースが汚れるスピードが早くなってしまいます。
そこでオススメなのが昆虫ゼリーです。昆虫ゼリーは百均などで売っている物でも良いです。私のオススメはプロゼリーです。
ハサミの大きいクワガタの♂などは百均などで売っている通常の縦長ゼリーをハサミが引っかかって食べることができないので広口タイプのゼリーを与えるかプロゼリーをゼリースプリッターでカットして与えると良いでしょう。
百均で売られているような水分の多いゼリーをゼリースプリッターでカットすると汁が垂れて床が汚れてしまうので注意しましょう
止まり木
これはクワガタの転倒防止です。クワガタは転んでひっくり返った時になかなか自力で起き上がることができません。そのため止まり木を入れる必要があります。
止まり木は普通に木を入れても落ち葉を入れてもいいです。百均などで売られている市販の木や落ち葉を入れる場合はそのまま入れてもいいですが、そこら辺で拾った木の枝を入れる場合は熱湯をかけて消毒し、天日干ししてから入れましょう。
枝や落ち葉を入れると虫が湧くかもしれないので私は園芸用の鉢底ネットをカットして入れるのがオススメです。他にはスポンジをカットした物を入れるなどクワガタが起き上がれて虫が沸かない物をいれてみるのもいいかもしれません。
霧吹き
これは百均で売っている物で十分です。
水分が少なくなってきたと思ったら霧吹きしましょう。
昆虫マットを最初にケースに入れる時はまず別のケースに入れて水分調節をしてから入れましょう。
水分調節は土を手で握った時に握った形が残るくらいの水分が理想です。
握った時に握った形ができず、パサパサ崩れる時は水分不足です。握った時に水分がポタポタ落ちる時は水分が多すぎます。
先ほど紹介した昆虫ペレットはケースにある程度の量を入れてから水を少しずつ注ぎます。
ワインセラー
ワインセラーは低温で管理する必要のあるクワガタを飼育する際や大型の成虫を羽化させたい時に必要となってきます。
今回は主に野外からクワガタを取ってきた場合を想定した記事なので身近な日本のクワガタで言うとミヤマクワガタなどです。
ミヤマクワガタなどの低温種を飼育する際は是非こちらの記事をご覧ください。
最後に
今回はクワガタ・カブトムシの成虫の飼育に必要な物を紹介しました。
今の時期はクワガタを取ることができますので成虫を拾ったり採集した時は是非この記事を参考にして最後まで責任を持って飼育しましょう。
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