こんにちは。
ハルです!
今回はクワガタ・カブトムシ飼育によく使われている針葉樹マットのメリット・デメリットを解説しました。
一般的に知られている針葉樹マットのメリットから意外なデメリットまで解説しているので是非最後までご覧下さい。
- 針葉樹マットを使うか迷っている方
- ダニに悩まされている方
クワガタ・カブトムシ飼育で針葉樹マットを使うメリット
クワガタ・カブトムシ飼育で針葉樹を使うメリットは以下の3つです。
ダニ・線虫・コバエ除け効果
クワガタ・カブトムシ飼育用の針葉樹マットは主にヒノキを原料に作られたマットです。
ヒノキには「ヒノキチオール」と呼ばれる抗菌作用や害虫駆除剤として研究されている「テルペン類」が含まれています。
これらの成分がダニや線虫、コバエなどの害虫に有効で針葉樹は広葉樹と違ってこれらの害虫のエサになることもないので害虫駆除に有効です。
もちろんクワガタ・カブトムシの幼虫のエサにもならないので幼虫飼育や産卵セットには使えませんが成虫飼育ではかなり万能アイテムです。
針葉樹マットは幼虫や産卵には使えない
本当に針葉樹マットに変えるだけで害虫が激減するのでオススメです
ダニ・線虫・コバエの駆除方法の詳細が気になる方はこちらの記事もご覧下さい。
良い香り
針葉樹マットを使う2つ目のメリットは良い香りがすることです。
クワガタ・カブトムシなどの昆虫を飼育した時に家族から嫌がられる原因の1つが匂いです。
針葉樹マットの原材料のヒノキはアンモニア臭を消すことができるのでクワガタ・カブトムシの尿の匂いを消すことができます。
さらにヒノキの良い匂いがするのでオススメです。
私も針葉樹マットに変えてから匂いがしなくなったと家族に言われました
除菌効果
針葉樹マットを使う3つ目のメリットは除菌効果があることです。
ヒノキに含まれるヒノキチオールには除菌効果があるので定期的に針葉樹マットを交換すれば飼育ケース内が非常に衛生的になります。
針葉樹マットにいくら除菌効果や害虫駆除効果があったとしても定期的に掃除しないと効果は薄れて不衛生になるので掃除は定期的(1ヵ月おき)にしましょう
針葉樹マットのデメリット‐クワガタに害がある可能性がある
クワガタ・カブトムシ飼育で針葉樹マットを使うデメリットはクワガタに害がある可能性があることです。
針葉樹マットを使うメリットで挙げた害虫駆除効果が害虫だけでなくクワガタにも悪影響を与える可能性があります。
私は針葉樹マットを使用していて今まで生体に影響が出たことはありません
しかし、例えばクワガタの幼虫には胃が無ないので母親が卵を産む際に卵と一緒に出す共生菌を体内に取り込むことで食べた物を消化します。
つまり、クワガタの親(♀)は体内にその共生菌を保管する器官を持っていおり、クワガタ本体に影響がなくともその体内に共生している共生菌に影響を与える可能性はあります。
ダニ除けマットでメスを飼育するとヒノキチオールによってメスの体内の共生菌が減り、次世代の幼虫の成長に影響を与える可能性がある
オススメの針葉樹マット3選!
基本的に針葉樹マットはヒノキを砕いておがくず上にしたマットなのでどの商品を購入してもそれほど違いはありません。
違いがあるとすれば目が粗いか細かいかの違いくらいです。
ただの針葉樹マットに様々な成分を加えたダニ除けマットも販売されているので害虫に悩まされている方は是非こちらの記事も参考にして下さい。
私が普段使っているオススメの針葉樹マット
私が普段使っている針葉樹マットはYouTubeの相方の山ちゃんがメルカリで販売しているのでこちらから是非購入して使ってみて下さい!
当ブログで紹介しているクワガタは全てこのマットで飼育しています。
針葉樹を圧縮したペレット
私が以前使っていた商品です。
ダニには効果抜群で良い匂いだったので良かったのですが水を入れて膨らませる手順が面倒で使うのを止めました笑
ペレットの使用方法はこちらの記事で解説しています。
最後に
今回はクワガタ・カブトムシ飼育に針葉樹マットを使うメリットとデメリットを解説しました。
針葉樹マットにはダニ・線虫・コバエなどの害虫駆除効果やアンモニア臭の消臭効果、除菌効果など様々なメリットがあります。
しかし、逆にクワガタ・カブトムシに目には見えない悪影響を与える可能性もあるので使用する際はデメリットも頭に入れたうえで使いましょう。
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