こんにちは。
ハルです!
今回はクワガタの冬眠にオススメのマットを解説します。
クワガタのマットには広葉樹マットや針葉樹マットの大きく分けて2種類です。
そのどちらがクワガタの冬眠に適しているかを解説します。
↑クワガタの冬眠方法が知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
この記事を読んで欲しい方
・クワガタを冬眠させる時のマットに悩んでいる方
実は針葉樹マットはクワガタの冬眠には使わない方が良い
まず針葉樹マットの方から解説します。
針葉樹マットは針葉樹から作られているので木のいい香りがしてダニ・線虫・コバエ対策にもなるかなり万能なマットです。
クワガタ・カブトムシ飼育で針葉樹マットを使うメリット
・針葉樹の良い匂いがする
・ダニ・線虫・コバエ対策になる
個人的にはダニ・線虫・コバエ対策になるのはかなりのメリットだと思います。
マットを針葉樹にするだけでこれらの害虫全ての発生を抑えることができるからです。
確かに針葉樹マットは万能で針葉樹マットでクワガタを冬眠させることも可能です。
なぜダニ・線虫・コバエ対策に針葉樹マットが有効かと言うと針葉樹にはヒノキチオールと呼ばれる成分や害虫駆除剤として研究されている「テルペン類」が含まれています。
その成分をこれらの害虫が嫌うからです。
例えば人間だとかなりの量にさらされない限り毒性の影響は受けませんがコバエと同じ昆虫であるクワガタには果たして影響が無いと言えるのでしょうか。
私は針葉樹マットを使用していて今まで生体に影響が出たことはありません
ですがクワガタの幼虫には胃が無ないので母親が卵を産む際に卵と一緒に出す共生菌を体内に取り込むことで食べた物を消化します。
つまり、クワガタの親は体内にその共生菌を保管する器官を持っていおり、クワガタ本体に影響がなくともその体内に共生している共生菌に影響を与える可能性はあります。
その影響を考慮し、長い時間土の中で過ごすことになる冬眠では針葉樹マットはあまり使わない方が良いのではないかというのが私の考えです。
針葉樹マットに含まれているヒノキチオールがクワガタやその体内の共生菌にどのような影響を与えるか分からない
当然普段の飼育でも同じことが言えるので私は今針葉樹マット以外でダニ・線虫・コバエ対策にもなるマットを模索しています
クワガタの冬眠に針葉樹マットは使わない方が良い
クワガタの冬眠には広葉樹マットを使おう!
クワガタの冬眠にオススメなのは広葉樹マットです。
ただ、広葉樹マットは先ほど紹介したヒノキチオールが含まれていないので普通にダニ・線虫・コバエが発生します。
しかし、冬眠期間中の気温ではこれらの害虫も活動を停止するので冬眠中は広葉樹マットでもあまり害虫は発生しません。
もちろんクワガタが冬眠から覚める気温になる3~5月になると害虫が発生するので冬眠から目覚めると同時にマットも新しい物に交換しましょう
クワガタの冬眠にオススメなのは広葉樹マット
クワガタの冬眠にオススメのマット
最後に冬眠にオススメのマットを紹介します。
冬眠にはクワガタが眠りやすく体に優しそうなふかふかなマットを私は選んでいます。
そういう意味でも針葉樹マットは硬いので私は使いません。
私のオススメは「産卵1番」です。
微粒子マットなので土の粒が細かくふかふかで冬眠にはうってつけのマットだと思います。
マットを固詰めする必要があるニジイロクワガタやそれ以外のマットに産卵するクワガタの産卵にも使えるかなり万能なマットなのでクワガタ飼育するなら冬眠以外でもこのマットをオススメします。
産卵1番5ℓ
産卵1番10ℓ
産卵1番60ℓ
他にも完熟マットなど広葉樹の発酵マットであればなんでも大丈夫です。
クワガタの冬眠には広葉樹の発酵マットがオススメ
最後に
今回はクワガタの冬眠には広葉樹マットと針葉樹マットのどちらを使えば良いか解説しました。
クワガタの冬眠にオススメのマットは広葉樹の発酵マットです。
長い間眠ることになるのでふかふかのマットを用意してあげて下さいね
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