こんにちは。
ハルです!
今回はクワガタ・カブトムシが弱っているサインを解説しました。
クワガタ・カブトムシが弱っている時には必ず何かしらのサインがあります。
知っておいて損は無い知識を徹底的に解説しているので是非最後まで読んでクワガタ・カブトムシのサインに気付き、長生きさせてあげて下さい。
クワガタ・カブトムシが弱っているサイン
クワガタ・カブトムシが弱っている時は必ず普段と違う部分がどこかにあります。
普段からクワガタ・カブトムシを観察していないと分からないことも多いので普段から自分が飼育しているクワガタ・カブトムシのことはしっかりと観察しておきましょう。
今回紹介する弱っているサインは1つ当てはまるだけでは元気な可能性も十分あるので勘違いしないためにも全てチェックしましょう
符節(フセツ)が欠ける
「符節」とはクワガタ・カブトムシの足のことです。
画像の赤丸の部分が「符節」です。
この部分がクワガタ・カブトムシが弱ってくると取れてしまうことがよくあります。
寿命が近いクワガタ・カブトムシなら半分以上符節が取れていることもあります
もちろん元気な個体でも何らかの原因(事故)で符節が取れてしまうこともあります
※過去に1匹生まれつき符節が1本欠けている個体もいました
よく転倒する(よく転ぶ)
クワガタ・カブトムシが前よりもよく転ぶようになってきたらかなりの確率で弱っているサインです。
人間と同じで年を取ると足の力が弱くなってきてよく転ぶようになります。
クワガタ・カブトムシは背中がツルツルなので平らな場所ではひっくり返った時に自力で起き上がることができません。
大抵何かに掴まって起き上がります。
元気なクワガタ・カブトムシは小さな段階でも簡単に起き上がりますが弱っているクワガタ・カブトムシは簡単に起き上がることができません。
なので対策として普段から止まり木を多めに入れておきましょう。
・普段から止まり木や足場を増やしておく
クワガタ・カブトムシの死には転倒が関わっていることが多いので足場は普段から増やしましょうね
この記事でも解説していますが転倒はクワガタ・カブトムシの死因で最も多いと言ってもいいほどよくある死因です。
口ひげ(舌)が出たまま
エサを食べる時以外はしまっているはずの口ひげ(舌)が出たままの時はクワガタ・カブトムシが弱っているサインです。
口ひげ(舌)は画像の赤丸の部分のことです。
画像では分かりにくいですがエサを食べる時この口ひげ(舌)が2本出てきてこれでエサを食べています。
元気なクワガタ・カブトムシは餌を食べる時以外は口ひげ(舌)を体内にしまっています。
エサを食べていない時でもたまに出し入れしてます
これがずっと出しっぱなしになっているならクワガタ・カブトムシが弱っているサインです。
このサインが見られる時は脱水や餓死寸前なので助からないことが多い印象です
あまり動かない
クワガタ・カブトムシが前と比べてあまり動かなくなったり動きが鈍くなってきたら弱っているサインです。
これは普段からクワガタ・カブトムシを観察していればすぐに分かると思います。
もちろんクワガタ・カブトムシは元気でも人前ではそもそもあまり動かないので動かない=弱っているではありません
前と違って動きが鈍くなったかどうかが重要です
マット(土)に潜らない
マットに潜らないのも弱っているサインの1つです。
クワガタ・カブトムシが死ぬときはなぜかマットの中ではなくマットの上で死ぬことが多いです。
多分潜る体力も無くなってくるのだと思います
先ほどの「あまり動かない」とほぼ同じですがマットに潜らずあまり動かなくなったら弱っているサインであることが多いです。
クワガタ・カブトムシがマットに潜らない原因はこちらの記事で解説しています。
エサをあまり食べなくなる
エサをあまり食べなくなるのもクワガタ・カブトムシが弱っているサインです。
クワガタ・カブトムシは年老いてくるとエサを食べる量が減っていきます。
羽化したばかりの新成虫もエサを食べない時期があります
羽化日を見れば新成虫か寿命が近づいているか分かると思いますが新成虫がエサを食べない原因を知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
体が軽い
手に持った時に明らかに体重が前に比べて軽くなっている・持った感じがしないなどの場合はエサ不足、もしくはエサを食べる体力が残っていないなど餓死寸前の可能性があります。
何年もクワガタ・カブトムシを飼育していないと分からないかもしれませんが明らかに軽い場合はクワガタ・カブトムシが弱っているサインであることを疑いましょう。
弱っているように見えて実は弱っていないこともある
ここまでクワガタ・カブトムシが弱っているサインを紹介しましたが、弱ってるように見えてもまだまだ元気な個体、つまり例外が存在するので一緒に見ていきましょう。
実は弱っているサインではない!そもそも人前では警戒して動かない
そもそもクワガタ・カブトムシは人の気配を感じると警戒して動きません。
なので私たちが活動している昼間はほんとにじっとして微動だにしないことが多いです。
でもじっとしているだけで元気なので力は強いのです。
どうしても気なるなら爪やハサミの力強さを確認してみましょう。
実は弱っているサインではない!羽化直後のクワガタ
羽化したばかり、つまり成虫になったばかりの個体は全くと言っていいほど動きません。
マジで弱っているように見えますが羽化してから1ヵ月~2ヵ月程は成虫の体に慣れるための準備期間のようなもので弱ってるように見えても実は元気です。
羽化したばかりのクワガタ・カブトムシはゼリーすらも食べませんよ~
羽化した直後の個体の扱い方はこちらの記事で紹介しています。
実は弱っているサインではない!低温すぎる(休眠・冬眠中)
クワガタ・カブトムシは昆虫なので人間のように自分で自分の体温をコントロールすることが出来ません。
なので冬などの寒い時はじっとしています。
でも寒くて体が動かないだけなので暖かくなればまた動き出します。
だから安心してください!
実は弱っているサインではない!仮死状態・死んだふり
飼育ケースに空気穴が開いてなかったり、ケース内に十分な酸素が無い場合はクワガタ・カブトムシが酸欠をおこして仮死状態になることがあります。
仮死状態になるとまるで★になったかのように爪の先すらも動かしません!
その他にもクワガタ・カブトムシが死んだふりをしているだけの可能性もあります。
クワガタ・カブトムシの仮死状態・死んだふりをしているだけなのか★になったのかを見分ける方法はこちらの記事で紹介しています。
弱っているクワガタ・カブトムシを復活させる方法
弱っているサインがあったクワガタ・カブトムシを復活させるのは弱り具合にもよりますが難しいです。
復活させる方法はこちらの記事で解説しています。
クワガタ・カブトムシを長生きさせる方法
クワガタ・カブトムシを長生きさせる方法はたくさんあります。
重要なポイントが多くて記事が長くなってしまうのでこちらの記事を参考にして下さい。
最後に
今回はクワガタ・カブトムシが弱っているサインを解説しました。
クワガタ・カブトムシが弱っているサインはいくつかあります。
サインに気付くころには手遅れなこともあるので普段から大事に世話をすることが何よりも重要です。
世話の仕方は当ブログでたくさん解説しているので「おしゃべりブログ」を参考に愛情をもって飼育してあげて下さいね。
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