クワガタ・カブトムシ飼育での適切な空気穴のサイズは?酸欠にならない大きさをパターン別に解説

こんにちは。

ハルです!

今回はクワガタ・カブトムシの飼育ケースに開ける空気穴について詳しく解説します。

なんとなく密閉の容器に入れるのはダメなのは分かるけどじゃあどれくらいの大きさの空気穴を開ければいいのか分からない人も多いと思います。

この記事を読んで欲しい人

・クワガタ・カブトムシの飼育ケース選びに迷っている方

・クワガタ・カブトムシ飼育初心者の方

・クワガタ・カブトムシが酸欠を起こさず脱走もしないケースが欲しい方

・ワインセラー内でクワガタが酸欠にならないか心配な方

・クワガタ・カブトムシを発送する際の空気穴のサイズが分からない方

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目次

密閉は絶対NG!クワガタ・カブトムシが酸欠になるので注意!

まずは絶対NGなパターンを紹介します。

それは空気穴0の密閉状態です。

普通に想像しても酸欠で死んでしまうと分かると思うので大丈夫だとは思いますが空気穴0の密閉状態は絶対NGです。

空気穴0の密閉状態は絶対NG

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密閉の飼育ケースで酸欠になったクワガタ・カブトムシは仮死状態になります。仮死状態についてはこちらの記事をご覧ください。

飼育ケースの蓋を開けっぱなしもNG!脱走や乾燥に注意!

密閉がダメならケースの蓋なし、つまり空気穴100の状態は?

答えはNGではありませんがオススメはしません

その理由は2つあります。

1つ目はクワガタ・カブトムシは乾燥に弱いからです。

乾燥するとクワガタ・カブトムシが突然死をしたり符節が欠けたりと様々な問題が起こるので注意が必要です。

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2つ目はクワガタ・カブトムシが脱走する可能性が高くなるからです。

蓋を付けてないのですから当然です!

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↑脱走に関してはこちらの記事で解説しています。

オススメはやはり昆虫飼育専用の飼育ケース!

さてここまで読んでいただいて密閉も蓋無しもNGだと分かったと思います。

私のオススメはやはり昆虫用の飼育ケースなのですがそこら辺をもっと詳しく解説していきます。

百均などの昆虫用飼育ケース

まずは百均などで売られているタイプの飼育ケースです。

↑こんなタイプの飼育ケースです。

このタイプの飼育ケースは蓋の部分にたくさん空気穴が開いているので通気性が良く、クワガタ・カブトムシが酸欠になる心配はありません

しかし、通気性が良すぎて毎日霧吹きをしないと乾燥してしまい、蓋無しの時と同じでクワガタ・カブトムシの突然死のリスクが上がってしまいます

haru

コバエが侵入できるのもデメリットの1つです

そのため私はこのようなタイプの飼育ケースはあまりオススメしません

工夫して使うとすれば蓋の間に新聞紙を挟む方法があります。

蓋の間に新聞紙を挟めば乾燥を防ぐことができ、酸欠にもなりにくい状態になるのでこのタイプの飼育ケースを使う際は蓋の間に新聞紙を挟むことをオススメします。

蓋の間に新聞紙を挟んでもクワガタ・カブトムシが酸欠になる心配はありません

クリアスライダーやコバエシャッターなどの飼育ケース

私のオススメはクリアスライダーやコバエシャッターなどのクワガタ飼育専用のケースです。

特に私がよく使っているクリアスライダーは皆さんにもオススメです。

クリアスライダーもコバエシャッターもクワガタ・カブトムシ用の飼育ケースなのでクワガタ・カブトムシが酸欠になる心配がありません

さらにコバエが侵入することもなく、霧吹きの回数が少なくても湿度が保たれる優れものです。

唯一デメリットを上げるとすれば湿度を保てる分飼育温度が高温になるとケース内が蒸れてしまい、高温と多湿が重なり死亡リスクが跳ね上がります

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しかし、飼育温度が高温にならなければなんもデメリットもありません

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幼虫飼育の際の空気穴は?

幼虫飼育も成虫飼育と空気穴に関しては全く同じです。

菌糸ビンにも元々空気穴が開いています。

クワガタの幼虫がケース内を動き回る現象(暴れ)が起こった時は酸欠の可能性もありますので通気性に工夫をする必要があるかもしれません。

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ワインセラーに入れたクワガタ・カブトムシはワインセラーの中で酸欠にならないのか?

クワガタ・カブトムシの中には低温で管理する必要がある低温種と呼ばれる種類がいます。

そのような低温種は基本的にワインセラーで管理します。

そのワインセラーの中でクワガタ・カブトムシが酸欠にならないのか心配する方がいると思いますが個人的には全く心配ないと思います。

2年以上ワインセラーでクワガタ・カブトムシを管理していますがワインセラー内でクワガタ・カブトムシが酸欠になったことは今まで1度もありません。

ワインセラー内でクワガタ・カブトムシが酸欠になる心配はしなくてよい

クワガタ・カブトムシを発送する際の空気穴の大きさは?

ここからは飼育の時の空気穴の話ではなく、引っ越しや売買などでの空気穴の大きさを解説します。

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発送や成虫・幼虫の一時的な管理に使うプリンカップの空気穴のサイズ

まずは発送に使うプリンカップの空気穴のサイズです。

↑画像では分かりにくいかもしれませんが針で小さく空気穴を開けます。

プリンカップの空気穴は針で3~5カ所程度開けましょう

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クワガタ・カブトムシの空気穴は意外と小さい大きさで十分です

発送の際の段ボールや発泡スチロール開ける空気穴

発送の際の段ボールや発泡スチロールには空気穴は不要です

特に保冷剤を入れている場合は空気穴を開けてしまうと冷気が外に漏れてしまいます

ただ例外として酸欠問題とは別の理由で発送用の段ボールや発泡スチロールに穴を開ける場合があります。

それは冬などの寒い季節や地域での発送でカイロを入れる場合です。

カイロは酸素が無いと発熱しないので空気穴を発送用の箱に開けておかないとカイロを入れた意味がなくなってしまいます

カイロを入れる際は蓋や側面の裏に張り付けましょう。

そしてカイロを張り付けた部分の裏に穴を開けましょう。

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最後に

今回はクワガタ・カブトムシ飼育においての最適な空気穴の大きさを解説しました。

記事としては地味でしたがお役に立てれば幸いです。

私個人のオススメは私自身が使っているクリアスライダーです!

皆さんも是非使ってみて下さい。

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